はじめに

大学の薬学部で薬剤師の資格を取得した後は、誰もが新卒で薬剤師になる訳ではありません。
薬学部を卒業していれば、企業の研究室や医療・スポーツ施設など、様々な就職先があるからです。
しかし企業に勤めて暫くしてから「やはり薬剤師になりたい」と思う人もいます。未経験から薬剤師になる時に心得ておきたいポイントとはどの様なものでしょうか。

一時的に年収が下がることを覚悟する

未経験の職種にチャレンジする場合、例え「未経験歓迎」となっている求人に応募しても、最初から経験者と同じ給料が貰えることはありません。
最初は「きちんと仕事が覚えられるか」を、会社も自分も見極める期間となり、給与が低めに設定されているものなのです。

資格を活かして未経験から薬剤師になる場合、今まで正社員として貰っていた年収よりも下がることは覚悟しておきましょう。
逆に最初から高い給料が設定されている職場では、期待値が高く任せられる業務も困難なものが多く、未経験者が挫折してしまう可能性があるのです。

最初は一時的に年収が下がることは受け入れて、3年後を目安に元の仕事よりも年収アップになる様な条件の職場を探しましょう。

社員研修が充実している企業を選ぶ

「大手企業は未経験だと仕事がしにくい、中小企業ならば失敗を恐れず伸び伸びと仕事ができるのでは」と思っている人もいます。
しかし大手企業は全国各地に店舗を持っている為に未経験者で採用される数も多く、それだけ社員研修に力を入れているのです。

中小企業では「見て覚えてね」ということが多いのですが、大手企業ならば採用された人全員を集めて一定期間研修を行い、その後現場で指導者をつけて仕事を覚えていくのが殆どです。
未経験でも安心して仕事を覚える為には大手企業を選んだ方が良いでしょう。

面接を甘く見ないこと

例え「未経験者歓迎」となっている企業でも、応募者が多ければ経験者の方が有利なことに間違いはありません。
面接の際にしっかりと自己PRをして、可能性をアピールすることが大切です。

必ず訊かれるのが「何故他の業種から薬剤師へ転向しようと思ったのですか?」という質問です。
未経験者は今までの仕事が嫌になり、興味本位で薬剤師になりたいと思っていることが多く、直ぐに辞めてしまうのではと思われています。
薬剤師でなければならない理由をしっかりと見つけておきましょう。

おわりに

未経験から薬剤師になろうと思うと、全てが始めての経験となり転職活動に手間がかかります。
薬剤師専門の転職サイトでアドバイザーに相談しながら進めていけば、条件や自分に向いた職場などの軸がブレずに、良い仕事が見つかり易くなります。